ウラミキ読書日記♪

おもに読書日記です。

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ノモンハンの夏」

「ジェノサイドと文化大革命 内モンゴルの民族問題」

 

少し前に「ノモンハンの夏」を読んだな。 

兵隊さんが山ほど無駄死にした、かの有名なノモンハン事件のお話。

何かを読んだときに繋がった興味で読んだのだけど、

何を読んでて、この本に来たのかな? 覚えてないや。

 

文体は少し硬めで読みやすくはないのだけど、史実を羅列というよりかは

少し物語風にもされてて、読切ることができました。わかりやすい。

 

上層部の無知無謀、現場の「やってやれ!」的な暴走。

こういう時、「本当に男の人って野蛮だなぁ。」と思ってしまう。

 

「男の方って、一週間もすれば忘れてしまうような事で決闘なさるのね。」

というセリフが思い出されます。.+:。(´∀`)゜.+:。

 

この本で初めて知りました、

モンゴルには「モンゴル国」と「中国モンゴル自治区」とがあるのだと。

中国モンゴル、「内モンゴル」はなぜ「モンゴル国」と分離しているのか?

最初は戦争の中で中国がぶんどった領地化と思ってましたら、そうでもない。

 

内モンゴルの人たちは人たちで、別に国を作りたかったのね。

で、なにやら手続き間違って中国に併合されてるなぁ。

 

「ジェノサイドと文化大革命 内モンゴルの民族問題」

でもって、自治区少数民族への中国政府の取り扱いを知りたかったのですが。。

 

前書きの文章の時点で嫌な予感が。。。

筆者が内モンゴルの人なのですが、

前書きの時点でもう、中国共産党政府への激しい憎悪があふれんばかり。

 

読み始めてみたら虐殺の手口がやたらと羅列してある。

「〇〇村の誰誰さんの場合。」 みたいな感じで、延々と拷問の羅列。

読んでてさすがに気分が悪い。 低俗なスプラッタ映画だ。

4分の一ほど読んだ時点で嫌になり、後半をパラパラめくってはみたけど

最後まで 拷問とレイプと虐殺の報告書でした。

 

拷問とレイプと虐殺を心ゆくまで読みたい人にはおすすめー。